傾向と理由を意識しよう!高齢者の加齢に伴う変化とその心理

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歳をとることによって、心や身体に様々な変化が現れてきます。

高齢者の心理を理解しないと、信頼性、関係値の構築は難しくなるでしょう。

そのためには、

  • 加齢に伴って現れやすい変化
  • 変化が生活に与える影響
  • その変化が高齢者の心理に与える影響

を知らなくてはなりません。

また個人差が極めて大きい部分でもあるので、「こころ」に対する個別的な理解を深めていく必要もあります。

「こころ」というと性格や感情などを想像しがちですが、心理学の領域では、感覚や知覚、注意や反応、記憶や学習、知能といったより広義な意味をさします。

今回は加齢に伴う変化と、その心理についてご説明していきます。

1 身体面での変化

 

画像出典:https://kintorecamp.com/senior-workout-menu/

高齢になるとシワや白髪化、細少化、運動機能の低下、自己調整機能(体温調節機能や免疫機能)の低下、回復機能の低下などが生じやすくなります。

これらの変化の中には見たらすぐにわかるものや、生活の中で違和感を感じるものなど、高齢者本人が実感しやすいものが多く含まれます。

また、高齢期に多く見られる疾病や、それに関連して生じる身体機能の障害も現れやすくなります。

このような経験が積み重なると、日常生活を送る上での行動が制限される場合が増えていきます。

この「行動が制限されている感覚」が積み重なると、「老い」「衰え」、生活上の不安の自覚をもたらすことに繋がる場合があります。

そのことで自らによって行動を制限する場合が発生することも。

さらにこのようなプロセスが積み重なることで、意欲や心理的な意味での活動性行動が低下してしまう可能性も高まります。

このように身体の影響が心にも影響を与えていくため、関連関係への理解を意識しなくてはなりません。

ただし、身体の変化の生じ方は個体差が大きいことに留意しなくてはなりません。

2 感覚、知覚と注意、反応

画像出典:https://goo.gl/oXJ3F4

加齢に伴って感覚的、知覚的な「五感」にも変化が生じやすくなってきます。

大事なのは目や耳といった身体器官が変化していっているだけでなく、それらの器官を通じた感覚、知覚といった心の働きの変化として捉える必要があります。

特に高齢者において変化が感じられやすく、日常生活への変化が大きいのは視覚や聴覚です。

視覚の変化としては老視などの視力低下、明るさへの変化への順応困難、視野の狭まり、色合いの判断能力の低下、長さや奥行きの近くの衰え、錯視(目の錯覚)の増加などが挙げられます。

聴覚の変化としては、高い音や低い音が聞き取りにくくなり、音の速度が速いと聞き分けられなくなり、老人性難聴と呼ばれる状態になる人も。

これらの感覚、知覚に関わる機能が低下すると、段差、危険物、信号、標識などの見落としや、聞き取りの誤りによる情報伝達不足などが発生、生活の不自由さを感じやすくなります。

視覚や聴覚を利用する心の働きとして、注意や反応が挙げられます。

複数の人の声が聞こえる場面で、特定の人の話に注意を向けたり、鉄道やバスの路面ずで出発地と目的地を把握したりといった複雑な注意のはらい方など、複数の事柄に対して同時進行的に、あるいは条件別に適切に反応するといった反応方法が苦手になりやすくなります。

このような感覚や知覚、注意や反応の変化があると、不安や焦り、不全感といった反応が生じやすくなります。

特に周囲とのコミュニケーションが円滑に進みにくくなることで、心理的な影響が大きく出ることも。

例えば、単に聞こえにくいだけでなく、聞き取れなかったことで、内容への邪推や疎外感が生まれ、対人関係の悪化や、孤立につながることがあります。

また、そうした経験が重なることで対人行動への積極性や生活意欲の低下が生じやすくなります。

このように心の働きが重なって行動に影響を及ぼすこと、また、それは周囲の人との関わりの中で生じやすいことを理解する必要があります。

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3 記憶と学習の基礎知識

画像出典:http://colocal.jp/news/46204.html

高齢者の記憶の特徴として、健康な高齢者の感覚記憶や短期記憶は、正確さや速度は加齢の影響を受けやすいとされますが、全体的な記憶に関わる能力は大きく低下しないと言われています。

ただし、会話や読書、計算、推理など、情報を一時的に保ちながら行われる記憶情報処理、作業記憶に関しては、加齢により低下しやすいと考えられています。

長期記憶にも加齢の影響は多分にあり、個人的な体験や生活史などのエピソード記憶は、話の概略、要点は覚えていても細部が脱落したり、事実と異なったりする傾向があります。

また記憶を検索する作業に関しては、周囲からヒントが与えられたりといった「手がかり」がある「再認」よりも直接思い出す再生過程の方が苦手です。

このことが原因となり、周囲との認識の違いから、第2章で触れた疎外感や邪推などが生まれてしまうケースもあります。

高齢者の記憶能力は衰えていっている部分もあるということをしっかりと認識しておきましょう。

4 高齢者の加齢や心理についての書籍ご紹介!

最後に、加齢や心理など高齢者と関わりにある内容について知ることが出来る書籍をいくつかご紹介しますので、身の回りの高齢者との関わりの参考にしてください!

4-1 よくわかる高齢者の心理

画像出典:https://goo.gl/zXHkhi

詳細はこちらをご覧ください!

4-2 高齢者の心理がわかるQ&A ほんとうの高齢者を知るための、66の疑問

画像出典:https://goo.gl/jeQm3s

詳細はこちらをご覧ください!

4-3 よくわかる高齢者心理学

画像出典:https://goo.gl/y5FvxZ

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4-4 高齢者介護と心理

画像出典:https://goo.gl/NYhNRp

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4-5 写真でわかる高齢者ケア

画像出典:https://goo.gl/kcFDTx

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4-6 高齢者の心と体ケアに生かすQ&A

画像出典:https://goo.gl/SQC321

詳細はこちらをご覧ください!

4-7 高齢者の理解とケア 加齢・症状のメカニズムと対応

画像出典:https://goo.gl/4knCvL

詳細はこちらをご覧ください!

4-8 加齢症候群 老いの実態・傾向と対策

画像出典:https://goo.gl/bK3QWV

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4-9 老い衰えゆくことへの発見

画像出典:https://goo.gl/2HWRWw

詳細はこちらをご覧ください!

4-10 高齢者とのコミュニケーション 利用者とのかかわりを自らの力に変えていく

画像出典:https://goo.gl/nKDhGb

詳細はこちらをご覧ください!

まとめ

画像出典:http://xn--68j2b1i5cuev201afdf233aftlvn0e.net/impact.html

加齢による様々な変化は日常生活にも大きく影響します。

その変化が生活上のストレスを生んだり、疎外感や無力感、意欲低下を促進させやすくしたりします。

さらに周囲の無理解や偏見がその傾向を助長しかねないため、注意が必要です。

また、高齢期の身体面や感覚、知覚、記憶や学習面での変化は、

  • 個人差が大きいこと(個体差に加え、部位や機能感の個人内の差)
  • 機能低下はすべての機能に起きるわけではなく、維持される機能も多くあること
  • 疾患や身体機能の低下などが虹的に心理に影響を与えている可能性があること

を忘れないようにしておきましょう。

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