高齢者にとっての生きがいとは?生活や欲求とのつながり

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pronica

高齢者が介護を受ける、ということに対してマイナスなイメージばかりを抱いてしまうことがあるかもしれません。

確かに今まで普通にできてたことができなくなり、塞ぎ込んでしまうこともあるでしょう。

ですが高齢者にも当然「生きがい」が必要になってきます。

高齢になったからといって生きがいを捨ててしまったらどうでしょう。

元気になるために介護を受けるはずがその意味すらわからなくなってしまいますよね…。

反対に、生きがいがあれば介護を受けることに対しても少し前向きに考えることができるかもしれません。

今回は高齢者の心理の面にスポットを当てて生きがいとはどういうものなのかをご紹介していきます。

画像出典:http://nursing-care.org/index.html

1 高齢者にとっての生きがいとは

1−1 定義

まずは生きがいの定義とは何なのかをご紹介します。

辞典などで調べてみると、生きがいとは主に「生きている値打ちや印、意義や張り合いをもたらすもの、幸福感や生きている実感」などとされています。

人それぞれに様々な生きがいがありますが、喜びや安らぎ、満足感などで生きがいを感じることがほとんどではないでしょうか。

ですが生きがいとは必ずしも良い出来事や感情だけに関わることではありません。

困難に感じることや、変化による障害や苦悩などの感情の変化や体験もあってこその生きがいなのです。

人によって価値観の違いはありますが、様々な感情と共に過ごしながら生きていくということが「生きがい」の定義なのかもしれませんね。

1−2 ポイント

生きがいには主に7つのポイントがあるとされていますのでご紹介します。

  1. 生存充実感への欲求を満たすもの最も基本的な生きがいの要素で、趣味などの体験による充実感
  2. 変化への欲求を満たすもの旅行や勉強などで得られる知的欲求による自己の発展に伴う変化のこと
  3. 未来性への欲求を満たすもの→夢や目標など未来への希望や発展のこと
  4. 反響への欲求を満たすもの→他者からの共感や愛情の交流などの対人的欲求を満たすもののこと
  5. 自由への欲求を満たすもの→自身を制約していたものから解放されることへの欲求を満たすもののこと
  6. 自己実現への欲求を満たすもの→自身の力を活かすことや独自性のある生きがいを満たすもののこと
  7. 趣味と価値への欲求を満たすもの→仕事や使命など、自身の存在意義を感じられるもののこと

また、生きがいは物や人に対するものと満足感や達成感などに対するものの二つにも分けられます。

1−3 対象

生きがいとはどういった対象に向けられるものなのでしょうか。

ここでは生きがいの対象とされる三つをご紹介します。

  1. 一人称関係の生きがい→自分自身に対するものです。自身の行動や考え方に対しての生きがいのことを指します。
  2. 二人称関係の生きがい→自身と他者との関係に対するものです。配偶者やお子さん、お孫さんと過ごすことや、仲間内で趣味に勤しむことなどを指します。
  3. 三人称関係の生きがい→二人称以外の第三者に対するものです。ボランティア活動などの地域や社会に向けた役割を果たすことなどを指します

生きがいとは、人数に関係なく人間関係に向けられるものということがわかりますね。

2 欲求の5段階

生きがいを考える上でA.Hマズローの「欲求の5段階説」というのが参考になります。

ここではその5段階の欲求についてご紹介します。

  1. 生理的欲求→食事や排泄などの必要最低限なものに対する欲求
  2. 安全欲求→危険なことや痛いことを避けたいという欲求
  3. 所属欲求→家族や社会に認められたい、必要とされたいという欲求
  4. 自尊欲求→自己評価を高めることなどの自身の存在価値を感じたいという欲求
  5. 自己実現欲求→自身の能力を最大限に発揮したいという欲求

これらを満たすことで満足感や幸福感を感じ、生きがいを感じることができます。

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3 生活につながる生きがいづくり

生きがいを得るためには高齢者本人の気持ちはもちろん、それを支える介助側の理解や協力が必要不可欠です。

ここでは介助側の生きがいづくりへのサポートについてご紹介します。

3−1 価値観・人生観

生きがいづくりにまず大切なことは、高齢者の価値観や人生観の尊重です。

価値観や人生観は生き方への関わりがとても深いのでこれらを理解することが生きがいづくりのサポートへの第一歩となります。

これまでの人生で培われてきたものでもあるので、生活環境にも関わってきます。

ですから、生きがいづくりのサポートには高齢者の今までの生活環境を理解して歩み寄ることも大切になってきます。

好みや習慣など、生活の延長に生きがいはあるものですから、一般論ではなく個人の意思が非常に密接になってきます。

3−2 チャレンジ

高齢者がこれまでに触れてこなかったものに敢えてチャレンジしていくことも必要になってきます。

今まで何らかの理由で避けてきたことの中に、もう一度チャレンジしてみることで価値を見い出せることがあるかもしれませんよね。

そういったチャレンジ精神自体はもちろん、それによって新たな趣味や夢に繋がることがあるかもしれません。

新しい生きがいが生まれることで高齢者の気持ちが裕福になりますし、介助をする方にも「薦めてよかった、一緒に向き合ってよかった」なんて思えることがあるかもしれませんね。

そうすれば介護に関わることにお互いが前向きになれるでしょう!

まとめ

今回は高齢者の生きがいについてご紹介しました。

生きがいとは何なのか?を理解することや、欲求や生きがいづくりとのつながりを知ることでより介護生活を身近に感じることができるかもしれません。

決して楽しいものではありません。

ですが、不安や悲しみを覆ってくれるぐらいに夢中になれる生きがいがあれば、頑張れるきがしてきませんか!?

今回お伝えしてきたことが介護生活を不安に感じている方の心を少しでも軽くできれば幸いです。

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