パーキンソン病について知ろう!原因や効果的な治療法について。

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pronica

「認知症ってよく聞く言葉だけど実際どんなものかはわからないかもしれない…」

「なんだかんだ自分たちにはあまり関係ないかもな…」

「身近に高齢者はいるけど、まさかね…」

認知症や脳神経疾患、寝たきり、障害…。

聞くことは多いけど、自分自身が直面したり、ご自身の環境下で起こりうる可能性もあるという印象は強く持っている方はあまり多くはないのではないでしょうか?

現代の日本では少子化と共に高齢化社会がどんどん進行していき、介護をする人口が増加傾向にあり、高齢者に見られる認知症や脳神経疾患などの病気を発症する人口も年々増えてきています。

様々な症状の病気がある中で、皆様は「パーキンソン病」という病気について聞いたことはありませんか?

認知症という言葉やアルツハイマー型認知症などという病名と比べると、一般的にはあまり聞き馴染みがないかもしれませんが、パーキンソン病も実は今とても重要視されている怖い病気なのです…。

こちらの場で、前回まででアルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症について触れてきましたが、今回はそのパーキンソン病という病気についても詳しく掘り下げてみましょう!

アルツハイマー型認知症についてご紹介した内容については、

アルツハイマー型認知症とは何か?原因や症状について

レビー小体型認知症についてご紹介した内容については、

正しく知って適切な対応を!レビー小体型認知症の基本と症状別紹介

これらの内容を参照くださいませ!

それでは、パーキンソン病とは何か?具体的な症状や主な原因、対処法や効果的な薬など、皆様にとってパーキンソン病について少しでも伝わるよう、ご紹介していきますよ!

画像出典:http://www.irasutoya.com/2013/06/blog-post_9936.html

1 パーキンソン病とはどんな病気なのか?

それではまず、パーキンソン病とは一体どのような病気なのか、その概要について詳しく触れていきたいと思います。

パーキンソン病とは、「神経変性疾患」というものに分類されるもので、主に50代以降に多く発症が見られる病気とされています。

基本的には高齢者が多く発症する病気ですが、40歳までで発症する「若年性パーキンソン病」もあり、今や誰にでも発症の可能性がある病気です。

脳の異常によって主に手足や筋肉、体の動きに障害が見える病気で、進行が遅いのも特徴です。

日本での発症人数はおよそ1000人あたりに1人10万人あたりに100人の割合と言われており、日本全体での発症人数はおおよそ10万人〜15万人にものぼるとされていますので、高齢化社会の現代においては、今後ますます患者数は増加していくのではないでしょうか。

「パーキンソン病」という名称にも由来があり、1817年にイギリスの「ジェームス・パーキンソン」という医師が最初にこの病気を報告したことが名称の由来であると言われています。

それでは、これから先の各章にて、パーキンソン病について更に詳しく掘り下げていきますね!

2 パーキンソン病を発症する原因は何か?

2-1 原因について

パーキンソン病についてご紹介するにあたって、まず何から触れていくべきか?そう考えた時、真っ先に発症の原因について触れなくてはいけないと思いました。

何故かと言いますと、パーキンソン病の発症の原因は、現段階でははっきりと解明されていないという現状なのです。

現段階で有力視されている原因の可能性があるのは脳内の「ドーパミン」との関連性であるのではないか?ということです。

では、何故この脳内のドーパミンが原因ではないのか?とされているのでしょうか?

それは、脳内で減少しているドーパミンを補うことでパーキンソン病の症状が軽くなるということがわかったからなのです。

2-3 ドーパミンとは何か?

では、ドーパミンとは何なのでしょうか?

ドーパミンとは、脳の奥にある「黒質(こくしつ)」にある「ドーパミン神経」から作られているもので、脳内の「大脳皮質(だいのうひしつ)」から全身の筋肉へ体をうまく動かせるように運動の指令を送っている物質です。

このドーパミンを司る神経性物質が変性することで分泌されるドーパミンが減少し、それによってパーキンソン病の症状が発症されるのではないかと言われています。

減少の原因自体ははっきりとはしていませんが、ドーパミンの減少への対策は取られているのでそちらについても後ほど触れていきたいと思います。

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3 こんな時、パーキンソン病かもしれない

パーキンソン病の症状について、段階ごとにわけてご紹介していきたいと思います。

まず初めに、こんな症状が出るとパーキンソン病かもしれない…初期症状について触れていくところから始めましょう。

3-1 ふるえ

パーキンソン病患者に見られる症状の中では最も多く、発症患者の約60%に見られる症状です。

手や足、頭などの箇所にふるえが出るのが特徴で、動いていない安静時の状態に起こり、また、左右でのふるえの差もあります。

睡眠時や運動時などには症状は起こらないので、もし身近な高齢者やご自身に思い当たる節があるようでしたら、パーキンソン病の初期症状かもしれません。

3-2 歩行障害

歩行障害とは、歩くことに対して支障が出てくるのが特徴で、足がすくんで一歩が踏み出しにくくなる「すくみ足」という症状が見られます。

また、歩幅が小刻みになって歩くスピードも遅くなってしまう「小刻み歩行」という症状や、歩行時に腕を振らなくなるのも歩行障害の症状と言われています。

歩いている時に体の方向を帰るのが困難になったり、歩き出すと急に止まれなくなってしまうという症状もあるようです。

一緒に歩いていてちょっと違和感があるかな?と感じたり、ご自身が歩きにくさを感じた場合もすぐに診断を受けましょう。

3-3 動作緩慢

「筋固縮(きんこしゅく)」と言われる症状によるもので、筋肉のこわばりや、関節の動きが不自由になって動作が遅くなったりと、日常の「動き」に現れる症状です。

筋固縮が起こってしまうと、例えば食事や着替え、睡眠時の寝返りの動作に支障が出てきます。

筋肉のこわばりを解消するリハビリをすることで解消ができますので、発症時にはもちろん、予防として普段から行っていくのも良いでしょう!

4 パーキンソン病発症後にはどんな症状が見られるのか?

それでは続いて、初期症状が進行してしまい中期となったパーキンソン病の症状についてご紹介していきたいと思います。

4-1 姿勢異常

中期になると姿勢が悪くなり、体が「くの字」になってしまったり、指の変形や膝が曲がってしまうなどの症状が見られます。

治療の際の薬の副作用で起こる症状とも言われているので、このような症状が見られるようになったら薬を変えてみるなどの対応をしましょう。

4-2 精神症状

中期になってくると、肉体面だけではなく精神面でも影響が出てきてしまいます。

例えば、

  • 幻覚が見える
  • 幻聴が聞こえる
  • うつ病のようになる
  • 記憶力に低下
  • 周りへの依存心が強くなる

などの症状があります。

こちらも薬の投与による影響が大きいとされていますが、パーキンソン病に発症そのものが原因ではないのかとも言われています。

4-3 嚥下障害

「嚥下(えんげ)」とは、食事や飲み物をうまく飲み込めなくなってしまう症状のことを言います。

脳内の摂食中枢と嚥下中枢がうまく機能しなくなることで起こる症状で、パーキンソン病患者の約半数にこの症状が見られます、

嚥下障害を発症してしまうと唇や舌、喉が固くなってしまうので表情がうまく作れなくなったり、重度にまでなってしまうと食事自体が困難になってしまいます。

リハビリをしたり、食事のメニューを変更することで改善に向かっていくので症状が見られるようでしたら実践してみてください。

5 末期のパーキンソン病の症状はどんなものか?

初期症状、中期症状と発症し、さらに進行してしまうと末期症状という状態になってしまいます。

末期症状にまで進行してしまうと、ご自身のサポートだけでは厳しいものがありますから、医師などから適正な治療を受けたり、サポート体制の管理をしてもらいましょう。

末期症状に見られる特徴についてご紹介していきます。

5-1 言語障害

先ほどの中期の嚥下障害のように、喉などの影響に酷似する障害で、末期症状である言語障害とまでなってしまうと、日常的な会話にも影響が出てしまいます。

例えば、ボソボソと話すことしかできなくなってしまったり、早口になってしまうなどの症状があります。

また、どもりやすくなったり、唾液が溜まりやすくなり、嚥下障害を再び引き起こす可能性も出てきてしまいます。

5-2 認知症

パーキンソン病患者の認知症の発症率は非常に高く、一般の方と比べると約5〜6倍にもなると言われています。

脳神経細胞が損傷、または衰退してしまった場合に発症が見られ、考えがまとまらなくなり、記憶力も低下して注意力が散漫になってしまうのが特徴です。

5-3 寝たきり

パーキンソン病が進行しきってしまうと寝たきりの状態になってしまい、日常生活を送ることも困難になってしまいます。

車椅子やホームヘルパーさんなど、介護でのサポートが必須になってしまうので、安心して介護サービスを利用できる環境を整えて上げることが大切ですね。

5-4 そのほかの症状

これまで紹介してきたのは主に「運動症状」と言われるものになりますが、反対に「非運動症状」というものもあるのです。

主に、

  • 発汗
  • 頻尿
  • 便秘
  • 立ちくらみ
  • 疲れやすい
  • 匂いがわかりにくくなる
  • 興味や関心、意欲がなくなってくる

などの症状があります。

6 パーキンソン病の予防法は?

これまで様々なパーキンソン病の症状について触れてきましたが、パーキンソン病の発症というのは防ぐことは可能なのでしょうか?

ここでは、パーキンソン病を予防するぬはどうすればいいのか?紐解いていきましょう。

パーキンソン病は、原因自体もはっきりとはしていませんので、完全な予防法自体はないとされています。

ですが、パーキンソン病を発症する要因とされる脳神経細胞の損傷を抑える方法は存在しますので、そちらをご紹介していきます。

効果的な予防法として挙げられているものでは、先ほどご紹介したドーパミンによる影響を防ぐための抗酸化物質の摂取が良いとされています。

ビタミンCビタミンEβカロチンなども効果的とされていますが、やはりどれも完全な発症対策というよりは、摂取していて損はない、ぐらいの認識の方が良いかもしれません。

コーヒーに含まれる「クロロゲン酸」と呼ばれるポリフェノールにも抗酸化作用があるほか、意外なことにタバコにもパーキンソン病発症のリスクを軽減させているデータがあるのです。

とはいえ、こういった嗜好品は取りすぎは体に毒というのがお決まりですので、あくまで適度な摂取が望ましいでしょう。

そして、最も効果的とされているのが緑茶を飲むことと言われています。

緑茶に含まれる「エピロガロカテキン-3-ガレート」と呼ばれるカテキンの一種が、抗酸化作用に加えて神経細胞の保護の役割も果たすというのだから驚きです。

日本人にパーキンソン病患者が多くない理由として、緑茶を摂取する機会が多いからなのでは?と言われているほどなのです。

とはいえ、やはり過剰摂取がいいわけではないので、1日にペットボトル1本ぐらいの量を目安としておいた方が良いでしょう。

7 パーキンソン病は完治するのか?寿命との関わり

パーキンソン病の発症によって寿命にどういった影響が出るのか?といったところも見過ごせないでしょう。

パーキンソン病は前述の通り、原因がはっきりしない病ではありますが、「対症療法」と言われる手術や薬での治療によって症状のコントロールが可能となっています。

これらの治療で、一般の方と同じように寿命を全うすることが可能と言われていますので、パーキンソン病を発症したからといって寿命に及ぼす影響が大きいとはいえないのが現状です。

平均的な値から見ても、一般的な平均余命より2〜3年短いだけとされているので、寿命との関わりはほとんどないとも言えるのではないでしょうか。

8 パーキンソン病に効果的な治療法や薬

それでは、これまでの内容を踏まえた上でパーキンソン病に効果的な治療法や薬について触れていきます。

効果的な治療法といえば、やはりリハビリは欠かせないでしょう。

運動だけでなく、日常での掃除や洗濯などの動きでも効果はありますので、あまり使命感に追われず治療ができるというのはメリットでしょう。

運動するべき箇所としては、顔面や顎を動かし、額や唇、舌なども動かして話しにくさや顔のこわばりを解消するのが第一でしょう。

腕や首、肩などをゆっくり動かして前傾姿勢になるのを防ぐための上半身の運動や、足を回して筋肉や関節のこわばりを解消できる下半身の運動も効果的と言われています。

また、治療に有効な薬ですが、先ほどから触れているドーパミンに関連するものがメインとなっております。

なかな馴染みのない用途になりますし、薬品によっては副作用のあるものもありますので、用法や体質との兼ね合いも含めて医師と相談した上で選ぶのが良いのではないでしょうか。

9 遺伝とパーキンソン病との関わり

続いて、遺伝とパーキンソン病との関わりについてご紹介していきます。

「パーキンソン病にかかってしまって今後自分の子供や孫にも発症が見られるのではないか…?」

「家族にパーキンソン病だった人がいるから自分も発症するのではないか?」

身近な存在になってくると当然そういった不安もあると思いますので、紐解いていってみましょう。

まずパーキンソン病は遺伝するのか?という答えですが、遺伝による発症の可能性も残念ながら有り得る病気なのです。

発症している患者のうち、およそ10%は遺伝によって発症すると言われており、遺伝の場合だと「家族性パーキンソン病」と通常のパーキンソン病とで名称が分けられます。

遺伝にも「優性遺伝」「劣性遺伝」という特徴があり、優性遺伝の場合になると遺伝能力が強いことを示すので、例えば両親のどちらかがパーキンソン病だった場合には発症率は50%となります。

反対に劣性遺伝の場合だと、両親のどちらかが発症していても、どちらかが発症していなければその子供が発症することはありません。

例えば両親が共にパーキンソン病だったとしても、劣性遺伝であれば発症する確率は25%と高くはない数値となっています。

現段階では原因がはっきりしていない分、遺伝との関わりもそこまで明確になっている訳ではありませんが、パーキンソン病と関わりの深い遺伝子が特定されることがあれば解明に向かっていくでしょう。

10  パーキンソン症候群

最後にご紹介するのは、パーキンソン病患者でない方がパーキンソン病のような症状を発症する「パーキンソン症候群」についてです。

パーキンソン病とは大きく異なりこちらは原因が明確になっており、脳梗塞などの脳血管障害や一酸化炭素中毒、マンガン中毒の後遺症が原因であるとされています。

原因自体ははっきりしているのですが、治療法が明確になっていないのも現状ですので、対症療法が基本となりますから、事前の予防に全力を尽くす必要があります。

精神病の薬による副作用で発症するケースもあり、こちらはパーキンソン症候群の症状では唯一治療が可能です、

投薬を中止することで症状が改善に向かうので、症状が出てきたかもしれないと感じた場合には薬を変えるなどの対策を取りましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はパーキンソン病について詳しくご紹介して参りました。

原因が未解明なので仮説となってしまうものも多くなりますが、日常生活を送りながら行える予防法が多くありますので、備えあれば憂いなし、といったところでしょうか?

また、発症時の症状にもステージがあるので、まずは初期症状をしっかり見極められるかが今後に関わる重要なターニングポイントとなるでしょう。

とはいえ、自分1人で見ようとするのではなく、周りのサポートはもちろん必須になってきますので、身近な高齢者の方や酷似した症状があるかもしれない方へのサポート体制はしっかり整えてあげましょう!

今回ご紹介した内容がパーキンソン病に関する対策として有益な情報源となることができれば幸いです。

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