電動車椅子で快適な生活を!知ってると便利な種類や値段について

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不慮の事故や加齢に伴う体の変化などで歩く事が困難になった時、距離の長い移動を可能にしてくれるのが電動車椅子です。

移動を主として活躍する電動車椅子は、よりアクティブな生活を実現し、行動範囲を広げてくれるとても便利なツールです。

介護の現場では、自分で操作する「自走車いす」や介助者に操作してもらう「介助用車いす」を使用している施設も多いですが、普段の生活では坂道が多いことや長距離の移動を考えた時、やはり電動車椅子を使ったほうが楽に移動をする事ができます。

そこで、今回は電動車椅子の仕様や注意点などについて書いていこうと思います。

また、導入を検討している人のために、選び方のポイントや費用についても紹介していきます。

出典:https://thegadgetflow.com/portfolio/scewo-stair-climbing-wheelchair/

1.まずは電動車椅子がどんな構造なのか把握しよう

出典:https://www.medicaldaily.com/scalevo-electric-wheelchair-can-climb-most-staircases-and-hopes-negate-need-ramps-and-357606

電動車椅子とは、歩行が困難となった人の移動に使われる福祉用具であり、大小4個の車輪がついた車椅子の一種です。

しかし、車椅子とは異なり、電動モーターを原動力として動くため、車椅子の操作を自分でするのが難しい方や、よりアクティブに行動したい方に最適と言えるでしょう。

道路交通法では「身体障害者用の車いす」として扱われる為、歩行者扱いになり、運転免許がない人でも操作することができます。

1-1.各部名称

出典:http://www.gifu-fukushi.jp/kaigo/salon/fukusiyougua/a1/dendoukurumaisu.htm

バックレスト(背もたれ) 背もたれ。
(調整できるものもある)
アームレスト 肘掛け。
姿勢を保ったり、立ち座りを楽にしてくれる。
スカートガード 衣類が駆動輪に巻き込まれるのを防ぐためのカバー。
レッグサポート 足を後ろに落とさないためのもの。
(左右を分割した独立調整が可能なものもある)
キャスター 前輪のこと。
(後輪に比べて直径が小さく、360度回転する)
後輪 用途に合わせたタイヤを使用。
フレーム 強度の高い材料、アルミ合金などを使用。
クラッチレバー レバーを解除することで、介助者が押して車いすを移動することができる。
モーター 「電気エネルギー」を「回転する力」へと変えるもの。
バッテリー 蓄電池のこと。
(軽量化が進んでいる)
コントロールユニット 通常は肘かけの先にあり、主電源や速度の切り換えスイッチ、方向を変えるためのジョイスティック・レバー等がついている。
ジョイスティックレバー 通常棒状のものがついており、手で操作しますが、手がうまく使えない人のために、さまざまな形のものがあります。
また、手が使えない場合、あごを使って操作するものもあります。

2.購入前に知っておきたい電動車椅子の仕様

出典:https://pixabay.com/users/stevepb/

ここでは、購入する前に知っておきたい電動車椅子の仕様を、「バッテリーの寿命」「重量」「収納方法」にわけてQ&A方式で紹介していきます。

2-1. 電動車椅子のバッテリーについて

ここでは、電動車椅子に欠かせない心臓に当たる部分、「バッテリー」について書いていきます。

■バッテリーの寿命は?

A . 大凡2年〜8年

電動車椅子のバッテリーの寿命は、バッテリーのタイプや使用状況により変わりますが、大凡2年〜8年といったところでしょう。

未使用であっても長期間保存した場合、または長期間使用していないと、バッテリーが劣化し容量が減少してしまうので、定期的にメンテナンスする必要があります。

また、走れる距離が著しく短くなってきたら寿命と考え、新しいバッテリーに交換しましょう。

■バッテリーを長持ちさせる方法は?

A . 気温10~25℃で乾燥した場所に保管

バッテリーの寿命は、上記で説明しましたが、頻繁に交換していては費用もかかってしまう為、できるだけ長持ちさせたいのが本心ですよね。

電動車椅子のバッテリーを長持ちさせるには、やはりバッテリー本体に大きな負担をかけない事が重要です。

その為、安全性の加味して急な斜面はできるだけ避けたほうがいいでしょう。

また、電化製品が暑さや寒さに弱いのと同じく、バッテリーも温度や湿度に弱いので、使用しないときは直射日光を避け、気温10~25℃の場所で保管するのがいいでしょう。

2-2.持ち運びは可能?電動車椅子の重さとは

A . 約25~30kgほど

電動車椅子は重量が重いほど安定するのは事実ですが、それでは車に乗せて運ぶのが難しくなります。

通常の手動車椅子の重さが約12~15kgであるのに比べ、電動で動く車椅子の重量は約25~30kgと、手動車椅子のほぼ倍の重さになります。

その為、電動車椅子を車に積む際は、費用がプラスでかかりますが、スロープの設置できない狭いスペースへの設置ができ、出入りのサポートをしてくれる電動昇降機があれば楽に行う事ができます。

費用を抑えたいという方は、あまり重すぎない標準タイプのものを選ぶといいでしょう。

2-3.どこに置いてる?電動車椅子の収納方法

A . 玄関 or ベッドサイド

電動車椅子を購入する前に考えておきたいのが、その収納場所です。

自宅にいる際は、屋根のある比較的出し入れがしやすい場所に置いておくのが一般的ですが、収納場所をあまり考えず、安定感があるからといって大きいタイプのものを買ってしまうと、後々収納スペースに困ることもあります。

その為、実用性があるか電動車椅子のレンタルをしてから考えるというのも一つの手です。

また、車で出かける時の収納場所に困るという方も多いのではないでしょうか。

屋根が高くトランクとが広い車であれば、リフトのようなもので電動車椅子を持ち上げて収納するという方法があります。

しかし、車椅子のサイズ的に入らない場合は、車の屋根の上にボックスを取り付けるという方法もあります。

これは、「オートボックス」と呼ばれており、リモコンを使って操作するので、運転席に乗った状態で車椅子を収納する事ができるというものです。

車内を広く使う事ができ、人でもいらないのでスムーズな収納が可能になります。
また、オートボックスを展開する事で、雨よけ代わりになったり、車の色に合わせてカラーリングできるオプションもあります!

※サイズ展開は様々ですが、重量に規定があるものや、折りたたみができる車椅子専用のものもあるので購入の際は、詳細をよく確認するようにしてください。

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3.購入とレンタル、お勧めは?

出典:https://pixabay.com/users/MabelAmber/

電動車椅子には様々なタイプがあり、安価なものではないので、レンタルするか購入するか迷っている方も多いのではないでしょうか?

以下では、その費用とどちらがお勧めか書いていこうと思います。

3-1.電動車椅子のレンタル料と購入費用

では、レンタルと購入にかかる費用について紹介します。

■レンタル費用は?

A , 標準タイプで大凡、月額1,800円~3,000円

手動の車椅子と違い、電動で動く為、よりアクティブに行動する事ができる電動車椅子ですが、レンタル費用は、要介護認定の取得者で、介護保険を利用する場合標準タイプで大凡、月額1,800円~3,000円となります。

※負担割合が変更されれば額も変わるのでご注意を。

■購入費用は?

A . 約20~45万円

電動車椅子には、「標準型・簡易型・ハンドル型・介助用」など様々なタイプのものがありますが、その価格は約20~45万円となります。

購入する場合は、介護保険サービスの対象になっていないので、“全額自己負担”となり、どうしても高額になってしまいます。

3-2.結局お勧めは?

介護用品といえば、車椅子や介護用ベッドをイメージする方が多いかもしれませんが、実は車椅子や介護用ベッドの購入については、介護保険サービスの対象外になります。

レンタルの場合は、1ヵ月のレンタル料の1割負担(場合によっては負担割合が変更されます)で利用することができますが、購入する場合は、全額自己負担となります。

その為、手動で動かす車椅子に関しては、レンタル金額約500円~1,000円ほどで、購入価格は2万円ほどなので、数年使うことを考えると購入した方が結果的に安くなることもあります。

しかし、電動車椅子ですと、レンタル料は自己負担金額で約2,000~3,000円、購入すると全額負担になるので、約20~45万円くらいが相場になります。

その為、高価である電動車椅子は使う期間によっては“レンタルの方が経済的”かもしれません。

4.電動車椅子の種類と価格

出典:https://www.littlehotelier.com/r/distribution/booking-sites/why-everyone-is-talking-about-tripteases-price-check-widget/

電動車椅子を購入する際、まずはじめに気になるのがその価格と種類ですよね。

では、電動車椅子の種類と価格はどれくらいなのでしょう?

早速、紹介していこうと思います。

4-1. 「自操用簡易形」

出典:https://www.careco.co.uk/item-p-wc09072/infinity-duo-18/

大凡の価格:約80,000円〜

手動車椅子のフレームをそのまま利用した形で、モーター組み込み型の車輪に交換する事で、電動車椅子としての利用が可能に。

このタイプの操縦はジョイスティックレバーで行なうものが大半で、バッテリーも取り付け・取り外しが簡単にできるようになっています。

また、バッテリーがなくなっても手動で自走できるのが特徴で、車いすを折りたたむことができ、乗用車のトランクに入れて運ぶことも。

■メリット

・コンパクトなので室内での利用や持ち運びに適している

・モーターが小さいので走行時の騒音もさほど気にならない

・分解したり折りたたむことができるので収納も楽々

4-2.自操用標準形

出典:http://www.accessint.co.jp/products/user/child.html

大凡の価格:約200,000〜

このタイプの操縦は、上下左右に動くジョイスティックレバーで行なうものが大半で「ジョイスティック型」とも呼ばれています。

ジョイスティックレバーでの操縦は、小さい力でありながら、簡単な動作で操縦できるのが魅力。

ジョイスティックレバーが倒れている方向に、倒れている間だけ進むようになっており、レバーを倒す角度によって速度が変化します。

■メリット

・安定感のおる大きいタイプに比べ、持ち運びが楽

・少ない力で操縦する事ができ、且つ操縦が簡単

・小回りが利く

4-3.自操用ハンドル形

出典:https://www.amazon.co.jp/

大凡の価格:約250,000〜

主に足腰の弱くなられた高齢者の方が利用するタイプ。

このタイプは、「シニアカー」や「電動カート」とも呼ばれており、操作部がハンドルになっていて、アクセルレバーを使って加速や減速をします。

後進したい場合はスイッチの切り替えをし、左右への転換は、車のハンドルのように操作する事で曲がる事ができます。

また、ブレーキは、基本的にアクセルレバーを離すと止まるようになっていますが、ブレーキレバーがついているものもあります。

■メリット

・移動がスムーズ

・安定感があるので、横転の心配がない

・坂道や段差も楽々

5.電動車椅子を選ぶときのポイント

出典:https://pixabay.com/users/ndemello/

ここでは、電動車椅子を購入する際、気おつけたいポイントについて書いていきます!

5-1.使用者の状態を把握しよう

電動車椅子は、手足に障害があり、自走用では操作が難しい方が対象になります。

その為、使用者の体に状態にあったものや生活にフィットするものが望ましく使用目的に応じた選択が必要になります。

しかし、適したものを選ぶことで普段の生活範囲が広くなり、よりアクティブに行動する事が可能になります!

5-2.使用場所

選択のポイントとして、 「屋内」「屋外」どちらで使用するか、使用場所についても考える必要があり、適した種類が異なります。

「屋内」での使用を主をした場合・・・
狭い場所でも“細かなハンドル操作ができるようなタイプ”が適しています。

「屋外」での使用を主をした場合・・・
座り心地がよく、急な斜面やでこぼこした道、交差点の段差などでもスムーズに進むよう“安定感のあるタイプ”が適していると言えます。

6.こんな電動車椅子が理想!お勧めの電動車椅子

出典:http://henyopinoy.com/wheelchair-can-climb-stairs/

決して安いものではないので、電動車椅子選びは慎重にしていきたいですよね。

そこで、お勧めの電動車椅子を紹介していこうと思います。

どんなタイプの車椅子がいいか迷っている方の参考になれば幸いです。

6-1.INNUOVO

出典:https://www.amazon.co.jp/INNUOVO-2018

はじめに紹介するこちらのタイプの電動車椅子は、折りたたみが可能なコンパクトタイプのものです。

航空アルミを使用しているので軽量で、家での利用や車に積んで旅行に行く際に最適。

電動モードや手動モードの切る換えができるのも魅力で、減速ボタンや加速ボタンついているので安心して利用する事ができます!

詳細はこちらから!

6-2.WHILL Model C ホワイト

出典:https://www.amazon.co.jp/WHILL-Model

次に紹介するのは、スタイリッシュな見た目のこちらの商品。

この電動車椅子は、前後左右の操作を力を入れる事なく指先だけで行う事ができ、手を離す事で坂道でも自動でブレーキがかかります。

また、アームの跳ね上げで、簡単に乗り降りする事ができ、フットサポートの上に立っても横転する事がありません。

簡単に分解する事ができるので、省スペースでの収納が可能。

詳細はこちらから!

6-3.電動シニアカート ホワイト

出典:https://www.amazon.co.jp/

ここで紹介する商品は、お出かけが楽しくなる電動シニアカートです。

もちろん運転免許証は必要ないので、気軽に利用する事ができ、安定感がありながら軽量なのがポイント。

カラーバリエーションも豊富なので、お好きなカラーを選ぶ事ができます。

また、ハンドルの位置調節やシートの位置を変えることもできます!

詳細はこちらから!

6-4.Power scootere

出典:https://www.amazon.co.jp/

足の下に収納スペースがあるこのタイプは、電動と手動を切り替える事ができます。

買い物に行った時に収納に困る事がないのが嬉しいですよね。

また、スロープも1人で登る事ができ、コンパクトなので持ち運びも楽々。

詳細はこちらから!

6-5.スタンドアップ車椅子 Wisking

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B078N3G4BG/ref=sspa_dk_detail_0?psc=1

「スタンドアップ車椅子」は、最大45キロまで走行でき、直立することで座ったままではしにくい作業が可能になるので、生活に幅を持たせることができます。

また、長時間座り続けることで起こる身体の痛みや血流の滞りを改善する効果もあります。

詳細はこちらから!

7.電動車椅子に乗るときの注意点

出典:http://home.bt.com/tech-gadgets/tech-news/the-wheelchair-that-can-travel-up-stairs-11364035427656

自力で行動する事が可能になるので、歩行する事が困難な方にとって電動車椅子は生活を豊かにしてくれる福祉用具と言えるでしょう。

しかし、便利な反面、事故が多いのも事実です・・・。

そこでここでは、電動車椅子での事故の例と対処法について書いていきます。

7-1.電動車椅子での事故

電動車椅子は、道路交通法で歩行者として扱われます。

しかし、手足が自由に動く歩行者とは違い、電動車椅子での移動は細かなハンドルさばきが必要になるので、双方とも気を遣う必要がありそうです。

電動車椅子での交通事故は、年間180件前後と発生しており、「買い物」や「訪問」等を目的として、電動車椅子を利用している際に起こるものが多くをしめています。

また、65歳以上の高齢者がその大半となっているそうです。

考えられる主な事故内容としては、

・自動車との接触
・踏切内での立ち往生などにより、電車と接触
・誤作動による事故
・川などへの転落

が挙げられます。
負傷者や死者が出ているのも事実です。

その為、異変に気づいたら、周りにいる方がすぐに手を差し伸べたり利用している本人が注意する事で少しでもそのような事故がなくなることを願います。

7-2.対処法

日々注意していても想定外の事が起こってしまうのが現実です。

しかし、そのような事が起こらないよう注意することはもちろん、以下のようなことに気をつける事が大切なのではないでしょうか。

・使用者の体の状態に適した車椅子を使用する
・慣れるまで十分に練習する(初めは付き添って練習する)
・急な斜面は避けて通る
・メンテナンスを怠らない
・人気がない道路を避ける
・体調が悪い時は利用しない

まとめ

今回は電動車椅子の仕様や注意点、導入を検討している人のために、選び方のポイントや費用について紹介しました。

レンタル 費用や購入価格は、あくまで一例です。

しかし、電動車椅子を日常生活に取り込む事で、行動範囲が広くなり、よりアクティブに動く事ができるのは事実なので、専門ショップの店員さんに相談したうえで自分にあったものを選ぶことをおすすめします。

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