しっかり知ってドライマウス対策を!唾液の作用と口腔体操について

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こんにちは、フィジカルマネジメント大陽堂の中田です。

唾液、しっかり出てますか?今回は唾液の作用と口腔体操のおはなしです。

唾液を出しやすくするための口腔体操や口腔ケアは高齢者がするものと思いがちですが、現役世代の方もまだ早いからと知らんぷりできないことがわかってきました。

今回は唾液と口腔体操についてみていきましょう!

中田敬之

柔道整復師。

整骨院勤務、機能訓練特化型デイサービスの施設長等で15年で30000人以上を施術の経験をもつ。

「1人1人が違うように、1人1人に合わせる施術」がモットー。フィジカルマネジメント大陽堂を設立し、訪問施術を行う。現役世代の疼痛予防体操の出張講座等「予防」に力を入れた活動も行う。

1 唾液は自律神経の働きで分泌される

自律神経のどの神経が優位かによって唾液の質が変わってきます。

交感神経優位のとき(緊張状態のとき)

  • 少量のネバネバした唾液
  • 口が乾いた感触になる

副交感神経優位(リラックス状態のとき)

  • 多量のサラサラした唾液
  • 口が潤う感触になる

ネバネバした唾液は唾液総量の2割程度であるので、ネバネバ唾液をたくさん出しても潤いを得られないとされてます。

口の中を潤った状態にするために唾液はネバネバ唾液だけでなく、サラサラ唾液がたくさん分泌されるようにするのがいいってことですね。

2 唾液の働き

出典:http://www.webmd.com/oral-health/rm-quiz-test-your-knowledge-about-saliva-quiz

円滑作用

口に入った食べ物を湿らせ、飲み込みやすくする。口の中を湿らせ、発音や会話をしやすくする働きもあり

溶解作用

食べ物の中の味物質を溶かし味を分かりやすくする働き

洗浄作用

菌や食べかすを胃で殺菌するために、ゴクンと飲み込む働き

消化作用

食べ物中のデンプンを麦芽糖に分解し消化を助ける働き

保護作用

唾液タンパク(ムチン)により、歯の表面に膜をつくり虫歯を予防する働き。口腔粘膜もこの膜により、感染や損傷から守られている

(口の中を噛んで、そのあと口内炎になるのもこの膜が破れて細菌が感染してしまうからだそうです。)

緩衝作用

歯垢のpH(ペーハー)が酸性に傾くと虫歯の原因になります。口の中のpHを一定に保ち、細菌の繁殖を抑える働き

抗菌作用

抗菌作用を持つ物質(リゾチーム、免疫グロブリンなど)が病原微生物(歯周病菌など)に抵抗する働き

修復作用

唾液に含まれるカルシウムやリン酸により溶けかけた歯を修復する働き

 

たくさんありますね。

唾液は口の外に出るとヨダレになりますが、口の中では、こんなにたくさん仕事をしてくれているんです。

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3 ドライマウスが急増中!

出典:http://www.irasutoya.com/

唾液の分泌が少ない人が増えて、ドライマウスという言葉を聞くことが増えているとのことです。

3-1 ドライマウスとは?

ドライマウスとはさまざまな原因によって唾液が出にくくなり慢性的に口の中が乾いた状態になることです。

口の中にねばつくような不快感があり、慢性化すると舌や口の中の粘膜が傷つきます。

話す、食べ物を飲み込むという動作で痛みを伴うようになり、日常生活に支障が出るようになるのが特徴です。

3-2 唾液の減少はさまざまな問題をおこす

有名なところでは、虫歯、歯周病、口臭の原因になります。

歯周病は以前は歯槽膿漏とよばれていた病気です。

さらに、歯周病は糖尿病や動脈硬化や心臓血管疾患ともつながっていることがわかってきています。

3-3 糖尿病とのつながり

唾液が出にくくなると、歯周病原因菌が体内に入ってきたりします。

歯周病原因菌は体内で退治されますが死骸に残された内毒素(エンドトキシン)という毒物がインスリンを作りにくくする物質が生まれるのを促進してしまうことも。

糖尿病は膵臓で作られるインスリンというホルモンの働きが不足するために、血糖値が高い状態が続く病気です。

歯周病治療をすると、たった1ヶ月で歯周ポケットの細菌数だけでなく、インスリン抵抗性やヘモグロビンA1C血糖値の数値が改善がみられたとの報告もあります。

3-4 動脈硬化、心臓血管疾患、脳疾患とのつながり

歯周病原因菌などの刺激により動脈硬化を誘導する物質が出て血管内にプラーク(粥状の脂肪性沈着物)ができてきます。

プラークにより、動脈の壁が厚くなって柔軟性がなくなり、血液の通り道が狭くなる動脈硬化がひきおこされます。

その動脈硬化をひきおこすプラークがはがれ落ち脳の血管が詰まれば脳梗塞、心臓の血管に詰まれば心筋梗塞となります。

歯周病の人はそうでない人の2.8倍脳梗塞になり易いと言われています。

唾液って大事ですね!

4 唾液を出すためには

出典:http://www.irasutoya.com/

  • ①リラックスした状態で食事をとる
  • ②口腔体操

①リラックスした状態で食事をとる

唾液は、上で述べたように副交感神経優位な状態(リラックスしている状態)でサラサラ唾液が分泌増加をします。

リラックスした状態で食事をとると唾液の働きにより、より味もわかり、消化もよくなります。

反対に緊張している状態ではネバネバ唾液になり充分に口の中が潤わず、食事が喉を通らない状態になります。

ちなみに睡眠時はリラックスしているので唾液がたくさん出るかというとそういうわけではありません。睡眠時は安静時唾液という、ネバネバした少量の唾液が出ます。

②唾液を出しやすくする口腔体操

口腔体操は、いろいろな種類の体操がありますね。

代表的なものに、「パタカラ体操」があります。

パタカラパタカラと声を出すだけなのですが、食べ物を噛む働きや飲み込む働きの向上に効果があります。

ここでは、口ストレッチを紹介します。

5 食事前にやってみよう!口ストレッチ

5-1 用意するもの

やる気

5-2 やり方

  1. 口を開け舌を前につきだします
  2. 舌を戻して、上の歯の裏を舌で押します
  3. 下の歯の裏を舌で押します
  4. 唇を閉じて、右のほっぺをふくらませます
  5. 左のほっぺをふくらませます
  6. 大きく口の両端をひろげて「イ」の口にします
  7. 唇をとがらせて「ウ」の口にします
  8. つばをゴクンと飲み込みます
  9. ①~⑧を三回繰り返す

※①~⑦は3秒間位行います

これを食事の前に行うことで唾液が出やすくなります。

まとめ

いかがでしょうか?

唾液は、ただ口の中を潤すだけでなく、糖尿病など生活習慣病にも関わりがあることがおわかりになったかと思います。

唾液をしっかり出して健康な毎日を送りましょう!

この記事を執筆してくださった中田さんの「フィジカルマネジメント 太陽堂」のサイトも併せて是非ご覧ください。

「フィジカルマネジメント 太陽堂」のサイトはコチラから

参考 植田耕一郎著

―長生きは「唾液」で決まる!「口」ストレッチで全身が健康になる―

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