高齢者の4人に1人が認知症になる時代。果たしてどんな病気なの?

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「認知症」と聞くと、もう治らない、寝たきりになってしまう…など、イメージが先行してしまい、正しく知識を得ることが難しいかもしれません。

認知症は誰もがかかる可能性のある病気です。

正しく理解し、早期発見に努め、適切な治療やケアによって、進行を遅らせることが可能となります。

画像出典:DailyCaring

軍地麻衣子

看護師として病棟で4年間働いた後、バックパッカーで1人世界一周をする。

帰国後、旅行添乗看護師として独立。地域に関わる中、東洋医学や自然療法に関心を持ち、アロマテラピー講師の道へ。

五感の中で唯一脳へダイレクトに作用する嗅覚から、天然の「精油」を取り入れる事で体調を整えることを推奨し、医療や介護施設に対して精油を活用した空間プロデュース、ワークショップ、職員向けのセミナー、講義等幅広く活動をしている。

1 日本における認知症の現状

認知症とは、

「通常、慢性あるいは進行性の脳疾患によって生じ、記憶・思考・見当識・理解・計算・学習・言語・判断など多数の高次大脳機能の障害からなる症候群」

と世界保健機構(WHO)において定義されています。

厚生労働省によると、日本において、認知症の患者数が462万人。

軽度認知障害と推定される、400万人を合わせると、高齢者の約4人に1人が認知症、またはその予備軍といえます。

その数は増え続け、2025年には、認知症患者数は700万人に達すると言われています。高齢者の5人に1人は「認知症」と診断がつく数値です。

2 初期の頃、どんな症状が出るのか

そもそも、認知症とはどのような症状なのでしょうか。

認知症は単純に「物忘れ」というイメージがあるかと思いますが、物忘れとは異なります。

例えば、

  • 朝ご飯を何食べたかを忘れる→物忘れ
  • 朝ご飯を食べた事自体忘れる→認知症

や、

  • 知人の名前が出てこない→物忘れ
  • 知人かどうかも忘れる→認知症

このように、「認知症」とは以前の体験そのものが抜け落ちるような症状がでます。

「なんか最近物忘れがひどい。」

という症状を見逃さず、認知症における早期的な対応を心がける必要があります。

ご自身で判断することなく、早期に病院で診察してもらうことが大切です。

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3 認知症を引き起こす疾患

「認知症」といっても、引き起こす疾患によって脳の病変は異なります。

  • アルツハイマー型認知症…認知症の約50%をしめる、アルツハイマー型認知症。加齢に伴い、発症確率は高くなります。
  • 脳血管性認知症…認知症の中でも約30%程は脳血管性認知症です。脳梗塞や脳出血の発作をきっかけに、段階的に進行します。
  • レビー小体型認知症…認知症の約10%は、レビー小体型認知症です。70歳前後で発症することが多く、脳細胞にレビー小体という異常な蓄積物が発生します。
  • その他、前頭側頭型認知症、クロイツフェルト・ヤコブ病、慢性硬膜下血腫なども認知症を引き起こす疾患としてあげられますが、
    「認知症」と呼ばれる約9割は、アルツハイマー型、脳血管性、レビー小体型のいづれかに分類されます。

4 認知症かも?と思ったら

認知症はご本人だけでなく、周りやご家族にとっても理解とサポートが必要な病気です。

今現在、認知症を完治させる薬はありません。

しかし、症状を遅らせる薬を使用したり、また適切なケアを提供することによって、ご本人、ご家族含め、穏やかな生活を送ることが可能です。

  • 物や人の名前が思い出せないことが多くなった
  • 道に迷うことが多くなった
  • 物忘れが多いという自覚がある
  • 些細な出来事で混乱しやすくなった
  • 新しいことが覚えられない

など、当てはまるものが多ければ、一度病院を受診してみましょう。

病院では、認知症の症状の有無や程度を「簡易知能評価スケール」等を用いて検査します。

改正長谷川式簡易知能評価スケール、MMSE 、柄澤式「老人知能の臨床的判定基準」などが一般的によく用いられます。

その上で、問診、診察、CTスキャン、MRIなどの検査を受け、診断を受けます。

5 認知症と診断されたその後

認知症はご本人だけでなく、周りのご家族にとっても理解やサポートの必要な病気です。

今現在、認知症を完治させる薬はありません。しかし、症状を遅らせる薬を使用したり、また適切なケアを提供することによって、症状を遅らせていくことが可能です。

  • 薬物療法…認知症の進行を穏やかにしたり、さまざまな行動や感情の起伏による荒れ、夜の徘徊などの周辺症状を抑える薬などがあります。
  • 非薬物療法…薬とは別に、生活の活性化、楽しい時間の共有、感情の体験、コミュニケーション能力の促進、五感への刺激などがあげられます。最近では、音楽療法、回想法、アロマテラピー、化粧療法、運動療法なども注目されています。

まとめ

今後700万人に増加すると言われている認知症。

認知症は早期発見と適切なケアによって、進行を遅らせたり、症状を緩和していくことが可能です。

「怖い」というイメージが先行してしまうかもしれませんが、今現在、認知症に対する治療やケアはさまざまなものがあります。

ご自身に合った治療やケアを選択していく上でも、早めの対策が必要になってきます。

ちょっと物忘れが多くなったかな?と感じたら、早めに専門医に相談をするよう、心かげていただければ幸いです。

最後に

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