厳しい暑さが毎日続く夏には海水浴などのレジャーの楽しみがたくさんあります。
この季節ならではのイベントも多いので外出する機会も自然と多くなっていくのが夏ならではの特徴とも言えますね!
暑いこの時期に健康やダイエット目的でいい汗をかくために外でランニングをしたり、そのほかの野外で行うスポーツに精を出す方も多いのではないでしょうか?
ですが、外出と汗をかくことが多くなる夏ならではの危険な症状もたくさんあり、毎年苦しむ方が続出しているのも事実です。
ニュースで耳にするだけでなく、実際にご自身や身の回りの方が苦しんでいる場面に遭遇したことがあるという方も多いでしょう。
今回はそんな夏に多い危険な症状の中から「脱水症状」にスポットを当ててご紹介していきます!
脱水症状になったことがない方は、
「具体的にどんな症状なのか?」
「何が原因で起こるのか?」
ということを知ってもらい、脱水症状になったことがある、身近になったことがある人がいる、という方は、
「どうすれば防げるのか?」
「なってしまった時にはどうすればいいのか?」
ということを知るきっかけにしてください!
それでは参りましょう!!
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目次
- 1 脱水症状とは?
- 2 脱水症状の種類ごとの特徴
- 2-1 低張性脱水
- 2-2 高張性脱水
- 2-3 等張脱水
- 3 脱水症状の進行
- 4 脱水症状の予防と対策
- 4-1 脱水症状にならないための予防
- 4-2 万が一症状が出てしまったら!?
- 5 夏だけじゃない!?冬の脱水症状
- 6 脱水症状対策グッズご紹介!
- 6-1 経口補水液 OS-1 オーエスワン
- 6-2 ミドリ安全 塩熱サプリ
- 6-3 凌駕グリセリンローディング スマッシュウォーター
- 6-4 経口補水パウダーダブルエイド
- 6-5 ミドリ安全 経口補水塩熱飴
- 7 脱水症状を防ぐための方法を動画でご紹介!
- 7-1 脱水症状の見きわめ方
- 7-2 脱水症状を予防。これだけ気を付けましょう。
- 7-3 「隠れ脱水」の予防呼びかけ
- 7-4 【教えて!経口補水液】子供の脱水のサインを教えてください
- 7-5 高齢者に多い脱水症状対策
- まとめ
1 脱水症状とは?

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それではまず、脱水症状とどんなものなのか?というところからお話ししていきます。
脱水症状は主に体液の現象によって起こるものと言われています。
人間の体内は水分やミネラル、タンパク質からなる体液が60%の割合を占めていて、これらが何らかの原因で減少することで脱水症状になるのです。
では、その「何らかの原因」とはなんなのでしょうか?
そのお話をする前に、脱水症状にも種類があり、症状にもステージがあるということをお話ししておかなければなりません。
脱水症状は、
- 低張性脱水
- 高張性脱水
- 等張性脱水
この3種類に分けられ、症状のステージも
- 初期症状
- 中期症状
- 長期症状
この3つに分類され、進行していくごとにそれぞれの段階になっていきます。
では、次からの節で脱水症状の種類と症状のステージとそれぞれの関わる原因について紹介していきましょう。
2 脱水症状の種類ごとの特徴

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2-1 低張性脱水
体内の水分と血液中のナトリウム(ミネラルのひとつ)が減少することが原因で起こる脱水を「低張性脱水」といいます。
ナトリウムが減少すると、血液中の水分が血液濃度を保とうとして体液内に移動し、その結果血液量が減少してしまい循環不全を起こしてしまうのが低張性脱水の原因であると言われています。
下痢や嘔吐、大量に汗をかくことなどがきっかけで発症し、主な症状としては、
- 頭痛
- 低血圧
- 意識障害
- 麻痺
- 皮膚が青白く冷たくなる
などの症状がみられます。
また、大量に汗をかいている状態でナトリウム濃度の低い飲み物を飲むことでも発症してしまうので、低張性脱水になってしまった場合にはスポーツドリンクなどの摂取がおすすめです。
2-2 高張性脱水
低張性脱水とは少し異なり、体内の水分のみが減少することが原因で発症するのが高張性脱水です。
水分補給を怠ったり、大量の汗をかいたりすることで起こるもので、高齢者や乳児になりやすいという特徴があります。
高齢者や乳児は自分で水分補給をすることが難しいため、身の回りの方がこまめに水分補給を意識して行わないとあっという間に症状が現れてしまいますので注意が必要になってきますね。
では、高張性脱水の主な症状ですが、
- 喉、口の中が乾く
- 尿の量が減少する
- 皮膚に赤みが出る
- 発熱
- 体重の減少
- 意識障害
- 幻覚
などの症状がみられます。
また、怖いのは目に見えない汗での水分の減少で、水分補給不足だけでなく風邪を引いた時にも高張性脱水は起こりやすいので身近な高齢者と乳児の状態には注意してあげましょう。
2-3 等張脱水
最後に等張性脱水についてですが、ミネラルと水分が同時に減少することで発症する、低張性脱水と高張性脱水の特徴を兼ね備えた脱水症状です。
下痢や出血などで体液が急速に減少することが原因であると言われており、主な症状は、
- 喉、口の中が乾く
- 吐き気
- 嘔吐
- めまい
- 食欲がなくなる
- 倦怠感
などがあります。
3 脱水症状の進行

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では続いて、脱水症状の症状ごとの特徴について触れていきます。
今後、ご自身や身の回りの人に当てはまるものがあれば注意ができますのでぜひご覧下さい!
脱水症状の初期症状として挙げられるのは、
- 口が乾く
- 倦怠感
- 脱力感
- 唇が白くなる
- 顔が赤くなり、腫れぼったい
- 夏バテのような倦怠感
などがあります。
進行が進み、中期症状になると、
- 吐き気
- 頭痛
- 発熱
- めまい
などの症状が現れ、さらに進行してしまうと長期症状ということになり、
- 意識障害
- 泡を吹く
- 白目をむいてしまう
といった非常に危険な状態になってしまうのでできれば初期症状の段階で熱中症に気付きたいですね…。
しかし、先ほども触れましたが、初期症状は夏バテのような症状も出るのでなかなか気付きにくいという厄介な面があるのです。
これを「かくれ脱水」といい、初期症状が現れているのにそれに気付かずいると深刻な状態にまで進行してしまうので、なるべくご自身やご家族の変化には敏感になって些細な変化にも対応するのが良いでしょう。
4 脱水症状の予防と対策

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では続いて、脱水症状に関する対策について紹介していきましょう!
しっかり身に付けて脱水症状が夏の思い出の邪魔をしないようにしていきたいですね!
4-1 脱水症状にならないための予防
脱水症状を予防するためには、汗をなるべく書かないように気を配ることと、こまめな水分と塩分補給が大切です。
外出してしまうとどうしても目に見える汗が多くなるので、できるだけ必要最低限に外出の回数を抑えることが適切な手段でしょう。
また、目に見えない汗もありますので、暑くなくてもこまめに水分と塩分は補給しておきましょう!
水分だけを補給するのもよくないので、ミネラルの摂取も忘れずに!
4-2 万が一症状が出てしまったら!?
症状が現れてきた場合にも、応急処置として水分補給と塩分、ミネラルの摂取は行いましょう。
薬局などで販売されている「経口補水液」は一度の摂取で水分だけでなく塩分などの補給も可能なので応急処置としては最適ではないでしょうか?
回復が見えない、症状が重いなどの状態であれば自分たちだけでなんとかしようとせずにすぐに病院に行って適切な処置を受けましょう。
予防にも応急処置にも共通するのは…。
「こまめに、迅速に!」
ということに尽きますね!
5 夏だけじゃない!?冬の脱水症状

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さて、これまでは夏の天敵として脱水症状について触れてきましたが、実は脱水症状は夏だけでなく秋や冬の寒い季節にも起こるものなのです。
実は冬の脱水症状は夏よりも危険であるとされており、重要視されています。
脱水症状の原因は水分やミネラルの減少、下痢や嘔吐での体液の減少が主な原因で起こります。
実はこれ、夏よりも冬場の方がケアが難しいのです。
なぜかと言いますと、夏と比べて冬は汗をかくことも少なく、こまめに水分補給をしようという意識自体が低下してしまいます。
そこで先ほどから触れている「目に見えない汗」が怖くなってきます。
喉は乾いてないから飲まない、のではなく夏以上の温度感で水分や塩分は補給しましょう。
また、冬場はインフルエンザなどの感染症にかかることが多く、それに伴った下痢や嘔吐などが増加してしまうのでそのまま脱水症状に繋がってしまうことも少なくありません。
冬場ならではの「乾燥」による脱水症状の可能性も高いです。
皮膚や呼気から水分の排出を「不感蒸泄」といい、湿度が低く乾燥しやすい冬場に多くみられますので、乾燥に対する意識も強く持っている必要性がありますね。
対策としては、脱水症状に対する「夏になりやすい」という強いイメージを取っ払い、冬に起こりうる脱水症状の危険性を理解しておくだけでもしっかりとした対策になります。
夏と同じことを冬にもやるだけなので何も難しくはありません!
6 脱水症状対策グッズご紹介!

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続いて、脱水症状を予防、ケアするのに活躍するグッズを紹介していきましょう!
6-1 経口補水液 OS-1 オーエスワン

画像出典:https://goo.gl/8xr5tw
価格:1,664円
6-2 ミドリ安全 塩熱サプリ

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価格:2,800円
6-3 凌駕グリセリンローディング スマッシュウォーター

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価格:2,160円
6-4 経口補水パウダーダブルエイド

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価格:3,350円
6-5 ミドリ安全 経口補水塩熱飴

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価格:2,268円
7 脱水症状を防ぐための方法を動画でご紹介!

画像出典:http://dailynewsagency.com/2014/04/26/dehydration-chart-mkg/
それでは最後に、脱水症状の対策を動画でいくつか紹介していきたいと思います!
これまで触れた内容と合わせて参考にしてみてください!
7-1 脱水症状の見きわめ方
動画出典:https://www.youtube.com/watch?v=5TkbUBiWQHY
7-2 脱水症状を予防。これだけ気を付けましょう。
動画出典:https://www.youtube.com/watch?v=NUqvV1aWw0I
7-3 「隠れ脱水」の予防呼びかけ
動画出典:https://www.youtube.com/watch?v=NpmV7L8gcpc&t=71s
7-4 【教えて!経口補水液】子供の脱水のサインを教えてください
動画出典:https://www.youtube.com/watch?v=gl8ZE8WJcBM
7-5 高齢者に多い脱水症状対策
動画出典:https://www.youtube.com/watch?v=ZLJXZDzXezc
まとめ

画像出典:http://www.ecaroroku.com/ebdassuisyojyo/
今回は脱水症状について触れてきましたがいかがでしょうか?
脱水症状の恐ろしいところはその症状だけでなく、続いてしまうと糖尿病や腎不全、胃腸炎などを発症してしまうことがある根の深さです。
倦怠感などの症状が慢性化してしまうと心にも影響が出てうつ病になってしまう場合もあります。
季節的なものだから、という意識でいるといずれ取り返しのつかないことになってしまう可能性は決して低くないのです。
夏だけでなく冬にもなりうるものなので、1年を通して予防に対する意識を持って備えておく必要がありますね!
今回紹介した内容で皆様の脱水症状に対する意識が少しでも変わっていけば幸いです。
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