私たちが快適な日常生活を送っていく上では、病気や怪我などについての健康に関わる様々な知識が必要になってきます。
子供がかかりやすい風邪や病気、大人に多く見られる症状など、調べ出したらキリがないぐらい本当に多種多様の疾患があります。
その中で、今回紹介していきたいのは「喘息」という疾患についてです。
こちらに関しては大人にも子供にも見られている疾患になりますので、今現在悩まされている方も今後の子供の健康のためにも知っておきたいという方も多い内容なのではないでしょうか?
ということで、今回は喘息とは何か?どんな原因や対策が取れるのか?などなど、喘息に関する内容を掘り下げていきたいと思います!
それでは参りましょう!!
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目次
1 喘息とは?

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まず初めに、そもそも喘息とは一体どんな症状のことを指すのでしょうか?
主な症状、またそれが現れやすい時について触れていきましょう!
1-1 主な症状
喘息の主な症状として挙げられているのが、
- 咳
- 痰
- 息を吸うとゼーゼーする
- ヒューヒューという音もする
- 息苦しくなる
- 胸が痛くなる
- 背中が張る
- 呼吸困難になる
などといった、いわゆる「発作」と言われる症状が代表的なものになります。
これらの症状からもわかるように、主に気管支に症状が現れる疾患であるということがわかってきます。
1-2 発作が出やすい時
では、喘息の発作が出やすいのはどんな時なんでしょうか?
発作が起こりやすい時の特徴として挙げられているのは、
- 夜間
- 早朝
- 天気がよくない時
- 季節の変わり目
- 気温が低い時
- タバコなどの煙を吸ってしまった時
- 風邪をひいている時
- 疲労が溜まっている時
主にこういった時に喘息の発作が出ると言われています。
2 子供と大人との違いはあるの?

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2-1 大まかな違い
喘息といえば、どちらかというと子供が発作を起こしているイメージが強いかもしれません。
喘息も実は子供と大人で分類されており、子供が起こす喘息のことを「小児喘息」、大人が発作を起こすものを「成人喘息」といいます。
そもそも喘息というのは、空気の通り道の「気道」が炎症を起こすことで先ほどお話しした発作が現れる疾患です。
では、その中でも小児喘息と成人喘息では何が違うのでしょうか?
それは、発作を引き起こす原因に違いがあるのです。
では、どのように違ってくるのでしょうか?
小児と成人それぞれの原因についても触れていきましょう!
2-2 小児喘息の原因
小児喘息は、アレルゲンによるアトピー型のものなので、いわゆるアレルギー症状ということになります。
主な原因を挙げると、
- ハウスダスト
- 花粉
- ダニ
- 動物
- 食べ物
などのものから発症します。
2-3 成人喘息の原因
変わって成人喘息の場合は、アレルギー物質が原因の小児喘息とは異なり、その他の原因による発症がメインになってくるものです。
主に、
- 激しい運動
- 喫煙
- タバコなどの煙
- 疲れ
- ストレス
- 空気の汚れ
- 感染症
- 気温差
などが原因として挙げられます。
こちらも日常生活に密接に関わってくるものが原因になっていますね。
3 治療法などの対策や発作の対処法

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では、実際に喘息に対処するためにはどういった手法が用いられているのでしょうか?
ここでは喘息の治療や対策などの方法について説明していきます。
3-1 薬による治療
まず挙げられているのは、やはり薬の投与による薬物治療法でしょう。
喘息の治療には、主にステロイドなどの薬物が用いられます。
これを「吸入器」などを使って患部に到達させ、呼吸をしやすくしたり、炎症を抑えたりする効果が得られます。
ですが、ステロイドは子供の発育に悪影響が出る可能性があるので、過剰摂取は控えた方が安心ですよ!
また、花粉やハウスダストなどのアレルギーを引き起こす原因である物質を抑制する効果がある薬品も非常に効果的です。
3-2 発症時の対策
発作が起きてしまった場合にも、吸入によるケアが大切になってきます。
呼吸を整えてくれる効果もあるので、外出時には携帯型の吸入器を持ち歩くなどの対策を取っておくと良いでしょう!
また、発作が起きた時に吸入器がない場合には十分な水分補給をし、座ったままの体勢で腹式呼吸をするなどといった方法も効果的です。
それでも発作が続く場合には、やはり病院で治療を受けるのが最善な手段でしょう。
3-3 発症前に行える予防法
できれば発作が起こらないのが一番いいですよね?
なので喘息の原因になりうるものを徹底的にガードするように心がけましょう!
例えば…、
- ハウスダストが出ないように布団などを清潔にする
- 花粉が多い日にはなるべく外出しない
- ストレスの原因になることからなるべく遠ざかる
- 運動を習慣づけて強い体作りをしておく
などが事前の予防法として効果的です。
特に、子供のうちから運動を習慣づけておくことで、体が鍛えられるので喘息の予防に非常に効果的です!
4 喘息対策に効果的なグッズ!

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それでは続いて、喘息の発作が起きてしまった時、または起きないようにするための対策として効果的なグッズをいくつか紹介していきましょう!
4-1 オムロン吸入器

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こちらは自宅に置いておくタイプの吸入器なので、普段からの喘息予防としても使用できるものとなっています!
4-2 オムロン メッシュ式オブライザ

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反対にこちらは携帯型の吸入器なので、外出先の急な発作などに対応するためのアイテムとなっています!
4-3 フストールシロップA

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こちらは喘息の発作である咳などの症状を抑えてくれるシロップタイプの薬品です。
4-4 評判堂 元祖せき止め飴

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こちらは気軽に摂ることができる咳止め効果のあるのど飴ですが、あくまで簡単な予防になるので完全に症状を抑えるためのものではないということだけ認識しておいてくださいね!
4-5 アストフィリンS

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こちらはゼーゼーヒューヒューする咳の症状を抑えることが出来る錠剤タイプの市販薬です。
まとめ

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今回は子供も大人も苦しんでいる疾患、喘息についての内容をご紹介していきましたがいかがでしたでしょうか?
実際にご自身の体験とマッチする内容や世代ごとの原因など、意外と知っておくべきことがたくさんあるのが喘息の特徴でした。
事前に行える予防法や対策などもご自身で簡単に行えるものが多くありますので、発作が起こらないように自分で対応できますし、万が一出先などで発作が起きても慌てずに対処できる場合があるかもしれません!
今回紹介した内容で皆様が喘息に対してスムーズに動けるようになっていただければ幸いです!!
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