アルツハイマー型認知症とは?若年性との違いや原因、症状など

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皆様は「アルツハイマー型認知症」という言葉を聞いたことはありませんか?

最近になって物忘れが激しくなってきた…。」

「知らない道や人が増えてきたかも…。」

「思い出したくても思い出せないことが増えてきたかも…。」

「あれ?そもそも何を思い出したいんだっけ?」

皆様も少しだけなら経験があるのではないでしょうか?

高齢化社会と言われる現代で、アルツハイマー型認知症は深刻な病としてフォーカスされています。

近年では小説やドラマなどのフィクション作品の題材になったりと、名前自体は様々な媒体を通じて何かと耳にする機会が増えてきていますね。

ですが実際にアルツハイマー型認知症とはどのような病気なのでしょうか?

どのような症状や予防法などがあるのか、意外と知られていないのではないでしょうか?

今回はアルツハイマー型認知症についてご紹介していきたいと思います。

画像出典:https://medicalnote.jp/contents/151223-000006-ODSELT

1 アルツハイマー型認知症の症状とは?

それではまず、アルツハイマー型認知症とはどんな病気なのかについて触れていきましょう。

アルツハイマー型認知症は名称の通り認知症の一つで、認知症の中での発症数の割合が6割と、最も多いと言われています。

他の認知症と比べると近年では増加傾向にあり、男性よりも女性に多く見られるといいます。

それでは、アルツハイマー型認知症になってしまうとどのような症状が現れるのでしょうか?

代表的な症状としては、同じ事をなんども繰り返し話してしまったり、過去の出来事や体験、約束などを忘れてしまう「記憶障害」が多く見られます。

こう言うと単なる誰にでもある物忘れのように聞こえてしまうかもしれませんが、記憶障害ということになると「忘れる」という感覚ではなくなってしまいます。

記憶自体ができていない為、体験や約束などがまるっきりなかったことになってしまうのが記憶障害の恐ろしいところなのです。

この記憶障害が更に進行してしまうと、人物や場所などが認識すら困難になってしまう「見当識障害」といわれる症状になります。

見当識障害になってしまうと、話している人を認識できなくなり、自分のいる場所や今が何月なのかもわからなくなったり、更に進行すると昼夜の判別や通り慣れた道なども認識するのが困難になってしまいます。

また、判断力の低下や徘徊、介護拒否や「物盗られ妄想」と呼ばれる症状が見られます。

トイレの場所がわからなくなってしまい失禁してしまうなどというケースもあります。

次の節ではこれらの症状が現れた時のための対策をご紹介します。

2 アルツハイマー型認知症患者への対応や対策

アルツハイマー型認知症を発症してしまった方への対応や、発症した際に起こる症状への対策を症状ごとにご紹介していきます。

アルツハイマー型認知症患者への対応や対策は主に、

  • 同じ話をされたとしても本人にとっては初めて話す内容であると理解する(怒ったりしてしまうとうつなどになる場合も)
  • メモを残したり、カレンダーなどを活用して出来事を確認できるようにする
  • 徘徊への対策として周りに協力を頼み、連絡体制を整える
  • 可能な限り外出には付き添うと良い
  • ストレスを感じないように本人がどうしても嫌がる行為は避ける
  • 入浴や排泄などどうしても必要な事を行う場合には安心できる言葉をかけながらやってもらう
  • 物盗られ妄想が起きた場合にはなるべく否定をせずに話を合わせて一緒に盗られたと思っている物を探してあげる
  • 失禁してしまわないようにトイレに目印をつけたり、トイレまでの道を明るくしておくなどの対策をとる

などがあります。

本人の意思を尊重しつつ、安全かつ適切な対応をとる必要がありますね。

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3 アルツハイマー型認知症の発症の原因は?

そもそもアルツハイマー病にはどのような原因があるのでしょうか?

アルツハイマー型認知症を引き起こす原因に3つの要素があるとされています。

その3つが、

  1. 脳の変化
  2. 遺伝因子
  3. 環境因子・生活習慣因子

とされています。

それでは、アルツハイマー型認知症の原因とされるこの3つについて触れていきましょう。

3-1 脳の変化

まず一つが、脳に起こる加齢による変化です。

アルツハイマー型認知症は高齢者に多く見られる老人性の病気で、ほとんどが65歳以上で発症するとされています。

アルツハイマー型認知症患者は加齢により神経伝達物質が減少するスピードが通常よりもかなり早いと言われています。

これには、神経細胞のもつれによりアルツハイマー型認知症を引き起こすタンパク質がたまる事によるものや、神経細胞の間に多量に集まったタンパク質が神経細胞を圧迫してしまう老人斑という状態が原因なのではないかと言われています。

3-2 遺伝因子

アルツハイマー型認知症は遺伝でも発症します。

通常65歳以上で多く発症が見られますが、家族性による遺伝で30〜60歳で発症するパターンもあります。

これを「若年性アルツハイマー」と言います。

若年性アルツハイマーについても後ほど触れていきます。

3-3 環境因子・生活習慣因子

脳の病気とされるアルツハイマー型認知症ですが、高血圧や糖尿病などの生活習慣病による発症も見られています。

これらには、食事や運動などの生活環境の改善で対策が取れますので、実践もしやすいでしょう。

次の節でこれらを踏まえたアルツハイマー型認知症の予防についてご紹介していきますね。

4 アルツハイマー型認知症の予防法は?

アルツハイマー型認知症の予防に関わるものとして、

  • 食事などの生活習慣
  • 適切な運動
  • 効率の良い睡眠

主にこれらが挙げられます。

それでは具体的にどういう事なのか、紐解いていきましょう。

4-1 生活習慣

先ほども触れましたが、アルツハイマー型認知症には生活習慣病による発症も見られている事がわかっています。

例えば糖尿病ですが、一見アルツハイマー型認知症とは関わりがないように感じてしまうのですが、高血糖な状態が続くとアルツハイマー型認知症を合併してしまいやすい事が近年の研究で明らかになっています。

糖尿の気があるかも…と不安になる方はそのまま放置せずすぐに受診をして対策を前もって打っておけばアルツハイマー型認知症の予防に繋がるのではないでしょうか?

また、飲酒や喫煙なども発症の原因とされているので、毎日のお酒の量やタバコの本数はコントロールしてあげましょうね。

嗜好品はストレス発散には良いですがほどほどに…が鉄則ですよ!

4-2 運動

運動をする事によってタンパク質の蓄積を防ぐ事ができるのでこちらも予防には効果的とされています。

主にウォーキングやジョギング、サイクリングなどが効果的で手軽に行えるのでマストではないでしょうか?

継続する事が予防には効果的で、1日に短時間でもいいからなるべく毎日軽い運動を楽しみながらするのが大切ですよ!

4-3 睡眠

睡眠とアルツハイマー型認知症も密接な関係にあり、効率の悪い睡眠習慣が身についてしまうと発症率が5倍以上に跳ね上がると言われています。

高齢になるにつれ睡眠の質が下がってしまう傾向にあります。

ですので、30分程度の短時間の昼寝を習慣づけてみるなど、睡眠習慣の見直しも予防には欠かせない要素となります。

5 アルツハイマー型認知症に良いとされる薬

アルツハイマー型認知症になってしまった場合、一体どんな薬を服用すれば良いのでしょうか?

ここでは、アルツハイマー型認知症に良いとされている薬についてご紹介していきますね!

主に以下の認知症用の薬が用いられます。

  • アリセプト(ドネペジル塩酸塩)…日本で最初の認知症治療薬で神経伝達物質の分解を抑える
  • レミニール(ガランタミン)…日本で2番目の認知症治療薬
  • イクセロンパッチ…進行を抑制する貼り薬
  • リバスタッチパッチ(リバスチグミン)…過去には飲み薬だったものが副作用などがあった為貼り薬に改良されたもの
  • メマリー(メマンチン)…中度から高度のアルツハイマー型認知症を対象にしており唯一他の薬と併用が可能
  • グラマリール(チアプリド塩酸塩)…不安感や興奮などを落ち着かせる
  • ウインタミン(クロルプロマジン塩酸塩)…不安感や興奮などを落ち着かせる他に思考面の症状にも効果的
  • サアミオン(二セルゴリン)…脳神経伝達機能の改善に効果的
  • セレネース(ハロペリドール)…心の病気に効果的で興奮などを抑える薬の第一世代
  • セロクエル(クエチアピン)…心の病気の薬の第二世代
  • リスパダール(リスペリドン)…副作用が少ない第二世代の薬
  • 抑肝散…興奮などを抑える効果がある漢方タイプのもの

効果的な症状は似たものが多いですが、薬なので合う合わないなどもあるので慎重に選んで服用しなければなりませんね。

6 若年性アルツハイマーとは?

アルツハイマー型認知症といえば、高齢者が発症するものですが、皆様は「若年性アルツハイマー」という病名を聞いたことがありませんか?

アルツハイマー型認知症は、65歳以上の高齢者が発症しますが、若年性アルツハイマー病は、64歳以下で発症するもののことを言います。

そう、もう高齢者だけの問題ではないのです。

若い方の場合だと特に、

「仕事で疲れてるだけだろう」

「まだ若いんだし大丈夫だろう」

などといった理由で初期症状に気付かず放置して進行してしまう…なんていうことがあるのです。

また、若年性アルツハイマーは男性に多く平均年齢51歳での発症が多く見られます。

記憶障害や見当識障害の他、一度に多数の事を考えられなくなったり、お金の計算やお部屋の片付けなどができなくなってしまいます。

早期発見や生活バランスの改善で予防ができますし、発症してしまった場合にも薬の服用や運動などで進行を遅らせることはできます。

ですが先ほど触れたように、若年性の怖いところは初期症状に気付きにくいというところです。

次の節では、若年性アルツハイマーの疑いがある症状についてご紹介します。

7 こんな時、若年性アルツハイマーかもしれない

それでは、若年性アルツハイマーかもしれない…そんな症状についてご紹介しておきます。

若年性アルツハイマーの症状の特徴は主に、初期段階で記憶障害や見当識障害の症状が見られます。

日常生活でこんな瞬間があれば気をつけておきたいですね。

  • 一度に複数のことが考えられなくなってきた
  • 部屋が片付けられなくなってきた
  • どこを片付けていたかわからなくなってきた
  • 簡単な計算が難しいと感じるようになってきた
  • 小銭を出すのが難しいと感じるようになってきた
  • 車の運転時にハンドリングやブレーキが遅れるようになってきた

このような症状が見られた時にはすぐに診断を受けましょう。

日常生活には約束やスケジュールを組むことは欠かせませんが、ふと約束を忘れてしまったり、組んでいたスケジュールをすっぽかしちゃう…なんてこともあリますよね?

「単に忘れているだけならいいけど、ちょっと不安だな…。」

なんて思うようなことがあれば放っておかずにすぐに診断を受けましょう!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はアルツハイマー型認知症の症状や原因、予防法や薬についてなどご紹介していきました。

アルツハイマー型認知症で一番怖いのは、高齢者も若年性も症状に気付かず放置してどんどん進行してしまうということではないでしょうか?

高齢者の場合は少しでも違和感を感じたり、不安に感じるようなことがあればすぐに病院に連れていきましょう。

若い方も心当たりが少しでもあれば若さを言い訳にせず診断を受けに行きましょう。

早期発見や初期段階で治療を始めることができれば症状の進行は遅らせることができるでしょう。

アルツハイマー型認知症は、もう他人事ではなく、誰にでも発症の可能性があるとても身近で恐ろしいものです。

身近なものであるということを念頭に置いて日常生活の些細な瞬間も見逃さないように常にアンテナを張っておくことがとても大切なのではないでしょうか?

今回ご紹介した内容が、皆様がアルツハイマー型認知症を身近に感じ、高齢者や自分自身にとっての予防のきっかけになることができれば幸いです。

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